ネパールの気候・天候
ヒマラヤの国ネパールと言えば寒冷地を想像するかも知れませんが、亜熱帯モンスーン気候に属した暖かい地域が国土の大半を占めています。
ただし、ネパールは南北の幅200km足らずの国でありながら、標高100〜8000mと、起伏に富んでいることから、平野部のタライ地方では4月から9月の間は酷暑、ヒマラヤの周辺地域では温暖、ヒマラヤの山岳部は寒い、など、変化にとんだ気候を持っていることも特徴となっています。
また、ネパールにおける森林限界は標高4000m程度、雪線は5400m程度です。各地方の気候の特徴をまとめると次の通りとなります。
| タライ地方 | 亜熱帯地区であるが、3月から10月までの間は気温が非常に高く、40度以上になることも稀ではありません。モンスーン期には特に雨が多いことも特徴です。 |
|---|---|
| ヒマラヤ 周辺地域 |
温暖な気候で、夏は日本の夏より涼しく、冬は日本の冬より格段に暖かいのが特徴です。 |
| ヒマラヤ 山岳部 |
冬は羽毛服が手放せないような寒さとなります。他の季節も暑いと思われるような気温にはなりません。 |
一般に旅行者の訪れるカトマンズ、ポカラなどの気候は温暖であり一年を通じて凌ぎ易いのですが、12月から2月の間では寒さを感じる日もあり、朝夕は冷え込むこともあるので準備をしておいたほうが良いでしょう。
ネパールの年間の気候推移
年間の気候の推移は日本と同じで、3月、4月は春、夏の期間に当たる6月から9月は雨季(モンスーン)、10月、11月は秋晴れの好天が続き、12月から2月は一応、冬の季節ということになります。
ただし、冬とは言っても、標高3000m以下の場所では、雪が降ることもなく、日中は暑いと思われるほどの陽が差すこともあります。
しかし寒冷期にネパールを訪れる旅行者は、やはり、セーター、上着等防寒着が必要でしょう。
ネパールと日本の気候比較
平均気温
平均気温の比較を見るとカトマンズ・ポカラは東京と冬場を除いては大差ない気候のように見受けられます。
最高気温
最低気温
しかし最高気温・最低気温の比較をあわせて考察すると、 ネパールの気候は寒暖の差が日本よりもあるということがわかります。
降水量
また、雨季には日本の梅雨よりも非常に多い降雨量となることがわかります。
ネパールへの旅のベスト・シーズン
5月中旬から9月下旬までは、雲が湧いている事も多いため、滞在期間が短いと、ヒマラヤの眺望を楽しむことが出来ないかもしれません。
そのため、滞在期間が短い場合は雨季を避けて、ヒマラヤを展望できる可能性が高い10月~11月、及び3月~4月に訪れるのがベストです。
しかし、雨季でも滞在期間が長ければヒマラヤを見られるチャンスはあり、観光地は比較的空いているので時間がある方にはこちらもおすすめです。